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【テレビ】ザ!世界仰天ニュース
放送日時
2026年4月28日 21:00~21:54
放送局
日本テレビ系列
協力内容
インタビュー協力/脚本監修など
放送内容
家庭の定番料理であるカレーを夕食の残りで冷蔵庫保存し、翌朝食べたところウエルシュ菌による食中毒を発症したが、同じものを食べた父親が発症しなかった事例の原因を探りました。
ウエルシュ菌は熱に強い芽胞を持つため調理後も生き残りやすく、冷却過程で増殖します。しかし、同じ鍋の料理でもお玉ですくった位置や具材の偏りによって菌の濃度にはムラが生じます。さらに、再加熱の温度やムラ、室温に放置した時間、個人の体調や胃酸の分泌量、腸内環境の違いなどが複合的に影響するため、同じ食事をとっても発症する人としない人に分かれます。
こうした身近な家庭料理に潜む食中毒のリスクや、発症を分けるメカニズムの解説において、インタビューと脚本監修に協力しました。
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- 一度しっかり加熱したカレーで食中毒が起きるのはなぜですか?
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カレーを加熱しても、一部の頑丈な菌は死なずに生き残るためです。この菌は熱に強く、調理後の鍋の温度が下がってくると、生き残った菌が急激に目を覚まして増え始めます。そのため、しっかり沸騰させたからと油断して常温で放置すると、短時間で大量に増殖してしまい、食中毒の原因になってしまいます。
👉事業所や店舗では「加熱すれば安全」という認識を改めることが重要です。調理後は大きな鍋のまま放置せず、浅い容器に移して急速に冷ますなど、菌が好む温度帯にいる時間を極力短くする工夫が求められます。また、前日作ったものを翌日に提供・販売する際は、中心まで均一に再加熱されているかの徹底的な確認が必要です。
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- 同じカレーを食べても体調に差が出るのはどんな理由ですか?
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菌が含まれている部分の偏りや、食べた量、その日の体調によって影響が異なるためです。鍋の中で菌は均一に広がっていないことが多く、たまたま菌が多く繁殖した部分を食べたかどうかで症状の有無が分かれます。また、お腹の元気さや免疫力の違いによって、少量の菌なら影響を受けずに済む場合もあります。
👉「同じものを食べた人が大丈夫だったから大丈夫」という思い込みは禁物です。食品を扱う現場では、提供する商品すべてに安定した衛生管理が求められます。万が一、お客様から体調不良のご相談があった場合は、個人の体質や体調のせいと決めつけず、保存方法や調理の工程に問題がなかったかをすぐに確認できる仕組みが大切です。
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- 作ったカレーを冷蔵庫で保管していれば食中毒のリスクは防げますか?
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冷蔵庫に入れても、入れたタイミングが遅いと菌の増殖を防ぎきれないことがあります。熱々の大鍋をそのまま冷蔵庫に入れても、中心温度が下がるまでに時間がかかり、その間に菌が活発に増えてしまいます。また、冷蔵庫を過信しすぎて長期間保存したり、出し入れの際に温度が上がったりすることもリスクを高めます。
👉冷蔵庫を過信せず「粗熱を素早く取る」という冷却のプロセスが重要です。小分けにして氷水に当てるなどして急冷してから冷蔵保管するルールを社内で徹底しましょう。また、家庭とは異なり、事業用では保存期間の目安を厳守し、少しでも不安がある食品は思い切って廃棄する勇気を持つことが、大規模な事故を防ぐカギとなります。
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